オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2025年11月

第20回機械器具設置工事雑学講座

皆さんこんにちは!

有限会社防長機工、更新担当の中西です。

 

~「工場を止めない技術力」~

 

現代の工場は24時間稼働、
食品工場や物流倉庫は1分の停止でも大きな損失になります。

そんな現場で機械の入れ替えや増設を行うのが
機械器具設置工事業

今回は、
工場のライン入替・重量物搬入・生産設備の据付・深夜作業・ライン停止時間の短縮・経験が求められる現場判断を詳しく紹介します。


■ ◆ 工場のライン入替は“分単位の戦い”⏱️

食品工場・印刷工場・物流センターなどでは、
稼働を止められる時間が極めて短く
深夜〜早朝に工事を行うことも多いです。

限られた時間で

  • 機械の搬入

  • 既存設備の撤去

  • 新設備の据付

  • 電気・配管接続

  • 試運転
    を完了する必要があります。

時間との勝負は、
まさに“職人の総力戦”。


■ ◆ 重量物搬入は現場ごとに“答えが違う”


✔ 扉が狭い

→ 傾けて通す or 分解して搬入


✔ 通路が曲がっている

→ コロ・ウィンチ・ターンテーブルを使用


✔ 天井が低い

→ ジャッキアップを細かく分けて高さ調整


✔ 搬入ルートに段差

→ スロープ作成・仮設床の設置


搬入ルートを読み解くのは、
まるで“立体パズル”のような作業。

ここで技術の差がはっきり出ます。


■ ◆ 据付の精度が「品質」を決める

工場の機械は数ミリのズレが
製品精度に直結します。

そのため据付では

  • レベル調整

  • 芯出し

  • 水準器測定

  • Vブロック確認

  • パッド設置
    などを繰り返し行います。

“動かせば終わり”ではなく、
「動かしてもズレない状態」 にするのがプロ。


■ ◆ 工場が止まらないように配慮する技術️


● 騒音を最小限に

夜間の周囲環境に配慮。


● 粉塵を抑える

食品工場では特に徹底。


● 作業エリアを最小限に

他のラインの邪魔をしないよう工夫。


● 清掃を徹底

工場の衛生管理に影響するため、作業後は徹底清掃。


■ ◆ 安全管理は全工程で最重要

重量物を扱う工事では
安全確認が何よりも大事。

  • 玉掛け

  • クレーン指示

  • 挟まれ防止

  • 転倒防止

  • 荷重確認

  • 足元確認

一つのミスが大事故に繋がるため、常に緊張感があります。


■ ◆ 現場では“経験”が最も価値になる

重心の読み方、
機械の癖、
搬入ルートの判断、
据付後の微調整——

これらは本や資格では身につきません。

  • どこを掴めば安定するか

  • どの角度なら入るか

  • どうすれば揺れないか

職人の経験と技術が集結した仕事です。


■ ◆ 機械器具設置工事は「産業を支える仕事」

私たちの仕事があるから工場は動き、
製品が作られ、
社会が動いていきます。

企業の生産性を支え、
地域の産業を支える——
それが機械器具設置工事の価値です。


■ ◆ まとめ

機械器具設置工事は、
搬入・据付・芯出し・レベル調整・安全管理…
どれも極めて専門的で、経験が必要な仕事。

“工場が止まらないように”
“生産が安全に続くように”
技術と責任で設備を支えています。

 

 


有限会社防長機工では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております

詳しくはこちら!

apple-touch-icon.png

第19回機械器具設置工事雑学講座

皆さんこんにちは!

有限会社防長機工、更新担当の中西です。

 

~「ミリ単位の世界で設備を据え付ける」~

 

工場・発電所・食品工場・物流倉庫・プラント施設…。
これらの生産現場では、日々さまざまな 機械・設備 が稼働しています。
しかし、設備が“安全に”“正確に”“長く”動き続けるためには、
機械器具設置工事の専門技術 が欠かせません。

今回は、機械器具設置工事のプロとして
機械搬入・据付・レベル調整・芯出し・基礎工事・アンカー施工・安全管理・現場の流れ をわかりやすく紹介します⚙️✨


■ ◆ 機械器具設置工事とは?️

一般の方にはあまり馴染みがありませんが、
実は「機械を動かすための最初の工程」を担う非常に重要な工事です。

設置対象となる設備

  • 産業機械(プレス・射出成形機・研削盤など)

  • 搬送設備(コンベア・リフター)

  • 空調設備(チラー・大型空調機)

  • タンク・配管設備

  • ボイラー

  • クレーン設備

  • 発電設備

  • プラント設備一式

これらは1台数百キロ〜数十トンになることもあり、
「置けば終わり」という単純な作業ではありません。


■ ◆ 工事の流れを詳しく解説

機械器具設置工事は、以下の流れで進みます。


① 現場調査(寸法・搬入経路・地耐力)

最も重要なのが搬入経路のチェック。

  • 天井高さ

  • 開口部寸法

  • 床の耐荷重

  • 搬入動線

  • クレーンの入場可否

  • 電源・配管位置

ここでミスがあると当日機械が入らない…という事態に。


② 基礎工事(コンクリート・アンカー)

機械が振動するタイプの場合、
専用のコンクリート基礎を施工します。

  • アンカー位置

  • レベル出し

  • 強度試験

  • 増し打ち

機械を長期間安定稼働させるための土台づくりです。


③ 重機を使った搬入(最大の見せ場)️

1〜10トンの機械は当たり前。
30トン・50トンクラスの重量物も珍しくありません。

  • ラフタークレーン

  • フォークリフト

  • ジャッキ

  • ローラー(コロ)

  • チルホール

  • ウィンチ

これらを駆使してミリ単位で動かしていきます。

「え?こんな隙間を通すの?」
という場面でも、職人は経験と技術で通していきます。


④ 据付作業(ミリ単位の調整)✨

設備の土台を正確に設置し、
レベル(高さ)や芯(中心)を合わせます。

  • レベル合わせ

  • 芯出し(X・Y方向)

  • アンカーボルト固定

  • 振動吸収材の設置

  • 水準器・レーザー測定

工場設備は 1mmのズレが生産不良につながる ため、
極めて高い精度が必要です。


⑤ 試運転・調整

据付が終わったら
実際に機械を動かして問題がないか確認。

  • 異音

  • 振動

  • 油圧・電流

  • スピード

  • 温度

最終チェックまで行って“機械が動く状態”で引き渡します。


■ ◆ 「機械が動かない=工場が止まる」責任の重い仕事

機械器具設置工事は、
工場やプラントの稼働に直結します。

もし据付がずれれば

  • ベアリング焼き付き

  • シャフト破損

  • 製品不良

  • 生産ライン停止

  • 経済的損失

設置業者は「工場全体の未来を預かっている」という責任感で作業します。


■ ◆ 安全管理の徹底

重量物を扱うため危険も伴います。
そのため安全管理は非常に重要。


✔ 玉掛け・合図の徹底

重機との連携は命に関わります。


✔ エリアの立ち入り禁止

吊荷の下には絶対に誰も入れない。


✔ 事前KY(危険予知)

作業前に必ずミーティング。


✔ クレーン・フォークの点検

機械の異常は重大事故につながるため徹底的に。


■ ◆ 設置技術は「職人の経験」がすべて

同じ機械でも、現場によって条件が違うため
マニュアルだけでは対応できません。

  • この角度で入れれば通る

  • この荷重バランスなら吊れる

  • コロ転がしの時は段差に注意

  • 斜めに入れて最後に角度調整

  • 重心の位置を見抜く

  • 床の凹み・傾きを補正

これらは 現場経験からしか身につかない技術

だからこそ専門業者が必要なのです。


■ ◆ 機械器具設置工事は“産業を支える仕事”

どれだけハイテクな工場でも、
機械は誰かが設置しているから動いています。

設備が動く
→ 工場が動く
→ 製品が生まれる
→ 社会が回る

機械器具設置工事は、
まさに **「産業の土台をつくる仕事」**です。


■ ◆ まとめ

機械器具設置工事は、
搬入・据付・芯出し・調整・安全管理…
どれも高度な技術が求められる専門職。

産業の未来を支える仕事として、
日々高い技術で現場に向き合っています。

 

 


有限会社防長機工では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております

詳しくはこちら!

apple-touch-icon.png